横須賀市議主催の議会報告会に参加した。
出席した市議14名。
冒頭、議会報告。
今年度会計予算および市民1人当たりの一般会計予算使いみち報告。
市の予算総額は3170億円。うち約半分が一般会計予算。
市民1人当たりの一般会計予算は38万円。
うち16万円は健康・福祉費、それに教育・文化費、都市基盤費、
環境費の3予算がほぼ同額で4万円づつ。
予算説明のあと4つの常任委員会それぞれの活動を主なる事業中心に
説明。
それに追加して、中学校完全給食実施検討委員会とごみ屋敷対策検討
協議会の活動紹介。
説明が終わったあと、参加者から質問、疑問、指摘を述べる時間が
設けられ、以下質問した。
「40万都市横須賀、課題や取り組むテーマはたくさんあるだろうが、
ひとつテーマに挙がっていない重要な課題があるのでは。
それは人口減少問題。数年前、横須賀は転出者数が転入者数を日本一
上回った町として、全国的に話題となった。
人口減少問題をどの常任委員会でも取り組んでいないことに違和感を
感じる。
数年前まで人口数が拮抗していた藤沢市の人口は43万人を超えたとの
新聞報道を最近見た。ぜひ人口減少問題をいずれかの常任委員会で取り
上げて欲しい」
これに対して、「もっともなご意見。ただ市全体の課題であるため、
今の枠組みの4つの常任委員会に入れ込むのは少々難しい」
この返答に対し、追加で以下指摘。
「であれば、給食やごみ屋敷同様に特別委員会にすればいいのでは。
あるいは市全体で取り組むべきテーマなので、委員会を横断して検討
するような仕組みを作ってはどうか。それほど人口減少問題は重要な
課題であると認識している」
最終的に「検討します」と議員団は引き取った。