上地新市長 所信表明

昨日、上地市長の所信表明を聴くため、9月定例議会本会議を傍聴した。

いつもは閑散としている傍聴席、昨日は半分以上の席が埋まっていた。

上地さんは第37代横須賀市長とのこと。

冒頭、「多くの方々から、横須賀をどうにかして欲しいという切実な声をいただいている。

横須賀の復活こそが、私が目指すゴール」との力強い発言からはじまった所信表明は

なかなか内容のある話で、先々の展望を感じられる中身であった。

政治・行政の要諦は「住民福祉の向上と経済活性化」と述べ、横須賀復活の

ための構想として下記3つ挙げ、それぞれについて自らの思いを語った。

「海洋都市構想」「音楽・スポーツ・エンターテイメント都市構想」「谷戸再生構想」

次に、4つの横須賀復活計画について、そのひとつひとつに対し自らの思いを語った。

①経済・産業の復活 ②賑わいの復活 ③子供の教育の復活 ④暮らしやすさの復活

横須賀特有の基地問題については、国に対しては地域振興策も含め、言うべきは言い、

求めるべきものはしっかり求めていく姿勢で取り組んでいくと述べた。

横須賀復活の先にある最終的に目指すものは「誰も一人にさせないまち」と明言し、

施政方針を締めくくった。

前任の市長に比べ、明るい展望が感じられはするが、オンブズマンとしては、市政と議会の

監視をしながら、諸施策に対し今後も是々非々で臨んでいく。