百条委員会に対する当会のコメント

横須賀市議会の調査特別委員会(百条委)で虚偽の陳述をしたとして、市議会が吉田雄人市長を地方
自治法違反の疑いで告発した問題で、横浜地検横須賀支部が告発書を受理したことは、前回のブログに書いた。

24回開催された百条委員会の多くを傍聴した者のひとりとして以下コメントしたい。

先ずは、1年余にわたり、本来であれば不要であった、市長筆頭に多数の市職員、議会関係者の無駄な時間、所要した無駄な費用、加えて、時折感じた不毛な議論とやりとり、そのすべてが問題提起された市長の不始末の結果であったことに対し、一市民として大きな憤りを覚える。

無駄な費用はすべて市民の血税から浪費されたことを、あらためて市長にはしっかり認識させたい。

百条委員会で取り上げられた3案件、いずれもまさに吉田市長の恣意的かつ不透明、不公平な行政姿勢の顕著な発露であると言える。

また、委員会のメンバーは各会派を代表しているにもかかわらず、発言がほとんどなかったり、チェック機関としての役割を果たしているとは言い難く、また事前に各会派で議論を尽くしたのであろうかと思わせる場面もたびたび散見された。

繰り返しになるが、 検察は告発内容を十分に精査吟味し、公判で争えると判断し告発書を受理したのであろうから、この先、検察が事件として正式に起訴することを待ちたい。